学習障害がある(といわれている)国語 方法② 

ひらがなが上手に書けない

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〇 こんな傾向はありませんか?
(こういうところが見られたらあてはまるかもしれません)

  • ひらがなをうまく書けない

  • 同じ箇所を何度もまちがえて書く

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〇「ひらがなが上手に書けない」メカニズムと発達心理、学習理論による対策

【説明】

字の練習は、まずは模倣から始まりますが、発達障害の子どもは模倣が苦手なことが多く、最初から見たとおりに書き写すのは難しいかもしれません。中には、視力や眼球運動に問題がある場合もありますし、空間認識能力が低い場合もあります。目(視覚)と手の連動運動が苦手な場合もあります。どうしても字がうまく書けないと気になる場合は、一度、医療機関等で適切な検査をしてみることをお勧めします。

視覚認知を鍛えるためには、イラストカードやトランプで神経衰弱をする遊びを取り入れるといいです。

手指の巧緻性に問題がある場合は、長めの鉛筆で迷路をたどる練習や、お箸でお豆を移す練習が有効です。子どもの年齢や集中力が許せば、試してみるといいでしょう。

いずれにしても、ひらがなの練習は始めなければなりません。ただ書く練習をするのではなく、読みながら「音」と、イラストで「イメージ」との合わせ技で、練習をしていきます。その音を発音しながら、りんごの「り」、というように、現物がイメージしやすい単語を用い、同時に、リンゴの絵や写真をスマホなどで出して見せるのです。絵または写真と、文字が予め組み合わせられた、便利なひらがな練習用のイラストカードを活用するのもいいでしょう(リンゴの絵の上にリンゴの輪郭に合わせて「り」と書いた絵文字カードの類です)。

 

練習を重ねても、うまく書けないひらがながいくつか出てくるかもしれません。その際は、なぞり書きを通して、苦手な部分が何かを見つけてみるといいです。曲線のふくらみが苦手、左右バランスが苦手、など、苦手な部分の共通点があれば、そこに特化した練習ができます。

真似をして書けるようになったら、マス目のあるノートを活用しましょう。マス目の中が十字で分かれているタイプが理想的です。点画の位置や全体のバランスを、子どもが確認しやすいです。

このように段階的に練習を進めれば、どの子もきちんとひらがなを書けるようになるので、焦る必要はありません。

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〇 生徒の対策

  • ①苦手なひらがなは、読みながら、見本を何回もなぞってみよう。

  • ②苦手なひらがなは、見本を見ながら、いっぱい書いてみよう。

  • ③苦手なあの字、なんて読む? 見本なしで、書けるかな?


〇 講師のサポート

  • ①最初から正確さを求めず、それらしい形が書ければOKとして、書くことの抵抗感を生まないようにする。

  • ②「音」と「イメージ」と合わせて、書く練習をする。

  • ③絵文字カードを使用する。うまく書けないときには手を添えてあげる。


〇 役に立ちそうなリソース


〇学習障害がある方が学べる個別指導の専門塾

WISCの結果を生かして特性を考慮しながら受験指導

SMKの完全個別ゼミ

府中ゼミ
完全個別 府中ゼミ
〒183-0035 東京都府中市府中町1-44-1 2-8
TEL:050-3092-5656
京王線府中駅より徒歩10分、駐輪2台可能。

 

調布ゼミ
完全個別 調布ゼミ
〒182-0026 東京都調布市小島町1丁目4−6 三田調布シティハウス 107
TEL:042-426-7295
京王線調布駅から徒歩1分。
甲州街道の小島町交差点すぐそば。
塾の前に自転車がとめられます。

 

世田谷ゼミ
完全個別 世田谷ゼミ
〒154-0017 東京都世田谷区世田谷3丁目2−2 メルシー世田谷 103
TEL: 03-6804-4076
東急世田谷線世田谷駅、下高井戸方面下車、歩いてすぐ。
通りを渡って美容院のある角を曲がってください。看板が見えます。
*駐輪場完備

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〇 生徒・ご父兄の声

自分のペースで安心して勉強できました

S.M. さん
合格校: 日本大学生物資源科学部

調布ゼミは、中一の時に母から集団塾よりも
個別対面の方が向いているのではないかと
勧められたことがきっかけで通い始めました。
体調が悪化し、通学も難しくなっていたなかでも
柔軟に対応してくださり、
安心して焦らずに自分のペースで勉強を
継続することができました。
今年、無事に受験して第一志望の大学に合格できたのは、
他でもない先生のお陰です。
ありがとうございました。

 


子どものモチベーションもサポート

A.H. さんご父兄
C.H. 様
合格校: 東京未来大学

子どもは、小学6年生のときに、身体的なストレス反応から、
学校に通うことが難しくなりました。
中学二年生から通信制の学校で勉強を始めましたが、
高校一年生で、小学校高学年の漢字が定着していないと分かり、
家から通える調布ゼミに入塾しました。
担当していただいた先生ととても相性が良かったこともあり、
先生とは、時々、子どもの体調や様子も共有させていただきました。

学校の成績をあげることではなく、
子供のモチベーションを維持することを重視したいとお願いし、
漢検と英検の勉強のサポートを中心にしていただきました。
漢検は6級から、英検は3級からスタートして、
最終的に、漢検・英検とも準2級まで合格。
大学進学にも挑戦して、AO入試(総合型選抜)で、
合格することができました。
本当にありがとうございました。


生徒の個性に寄り添って指導していただけました

A.S.君 ご父兄
H.S. 様 合格校:サレジオ中学

落ち着きがなく注意散漫で、学校では先生やお友達から認められることの少ない息子でも、
のびのびと楽しく過ごせる場所で学ばせたいという願いから、
中学受験にチャレンジすることにしました。
しかし、大手の某進学塾へ行ってみると、集団授業ということもあってか、
息子は全力で通塾を拒んだのです。
そのため、通信教育で勉強してみたのですが、限界を感じていたところ、
たまたまみつけたのが調布ゼミでした。
完全個別で、生徒の個性に寄り添って指導いただける調布ゼミを、
息子はとても気に入ったようです。特に、受験前の9月から1月にかけての5か月間、
自分の意志で毎日休むことなく通い、驚きました。

調布ゼミでの中学受験勉強を通し、
息子は自分の得意なことや将来のことを具体的に考えたり、
目標を持ち、応援してくれる大人を信じて最後まで自分なりに精一杯努力することなど、
大切なことを多く学んだと思います。
これまで𠮟られてばかりで自己肯定感が低いところを心配していた息子にとって、
自分で決めた志望校合格は大きな飛躍になったに違いありません。

中学生になったら、あこがれのパイプオルガン部で活動しながら、
航空エンジニアになりたいという夢に向かって勉強を頑張るそうです。
そのために、中学生になっても高校生になっても
調布ゼミに通いたいと希望しておりますので、
引き続きよろしくお願い申し上げます。


<監修>
公認心理師、SMK完全個別府中ゼミ塾長 大田仁美
SMK 薄井晶